中学受験 春休みにすること

今回は春休みの過ごし方についてお話します。

春期講習の受講予約をした人も多いと思いますが、実は、春休みは新学年の準備も大切なため、この短い休みの間に受験生はあれもこれもこなすために、しっかりとしたスケジュール管理が必要となります。のんびり過ごしていると、春期講習を受けただけで満足してしまい、やるつもりで予定していたことができないまま、あっという間に新学期を迎えることになることになりますので注意しましょう。

ただでさえ時間がありませんので、おうちの人のサポートが大切です。

できることから、順番に取り組みましょう。

まず、まだやっていない人も多いと思いますが、学校の準備(部屋の片づけ(前学年の教科書やプリントの整理)、持ち物など新学年に必要な物の準備(雑巾やノートなどの文房具類)を、新学年になるギリギリにならないように早めに終わらせておきましょう。

自分からできるのが理想ですが、おうちの人が声かけをして、早くに片づけなくてはいけない事柄をクリアにし、時間の無駄使いを減らしましょう。

そして、お母様方に今からできる準備としてして、やって欲しいことを2つあげておきます。

いずれも、お子さんに声をかけて始めましょう。

1.苦手分野の確認作業をしてください。

まず、教科一つずつ確認していきましょう。

・その教科のどの単元が苦手か。

・その苦手単元のどういうところで躓いているのか。

・その躓きはどうして起こっているのか

までを洗い出していきましょう。

受験科目全教科、今までに習ったところでチェックしてください。

そして、できる限り苦手なところを目に見える形で張り出しましょう。

苦手なところが何かを意識させましょう。

そして、できるだけ復習をして、春休み中に苦手を減らしておきましょう。

2.夏休みの準備もそろそろ始めましょう。

夏休みはまだまだと思っている方も多いでしょう。

でも、受験生にとって、夏休みは夏期講習などでなかなか時間が取れないのが現実。

新学期が始まっても時間に余裕がない場合が多いので、夏休みに入ってから慌てる人も多いのです。

今からやれることの一つとして、自由研究のテーマを決めましょう。

もし可能なら作業が楽にできる材料集めをお子さんと一緒に始めるのも良いでしょう。

そして、毎年、何日も何日も時間を使ってしまう、読書感想文。

本の読み始めから書き上げるまで、1週間近くかかってしまう人も多いかと思います。

そうならないために、読書感想文のための本選びを春休みの間にしておきましょう。

そうすることで、普段の隙間時間に読書ができ、夏休みには感想文のみ取り掛かれば良い状態になります。

読書が苦手で、なかなか読み進められないという人も余裕をもって夏休みを過ごせます。

本選びに迷ったら、入試に良く出題される本から選ぶことをおすすめします。

春休みは短い休みですが、夏休みに余裕をもって取り組めるように有効に使いましょう。

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