小学生向け新聞の比較

最終更新: 2022年11月23日

最近、新聞を取らない家庭が増えています。

TVやスマホなど様々な手段によって、情報が得られる中で、新聞を購読するメリットはなかなか見いだせないかもしれません。

しかし、小学生向けの新聞という観点で見ると、それなりのメリットがあることに気がつきます。

各社の比較を簡単にまとめてみたいと思います。

・小学生新聞の発行部数第1位

・大きさとページ数:一般紙の半分で20ページ

・発行:毎週木曜日で週に1回

・月額利用料:550円~(価格は変動あり)

特徴

・コナンやポケモンなどが登場し、小学生低学年の内から興味を持ちやすいコンテンツがたくさんある。

・中学受験専門塾の四谷大塚の協力の下、中学受験問題に触れるコーナーがある。

・様々な記事が簡潔にまとまっており、程よい文章量となっている。

毎日小学生新聞(毎日新聞)

・小学生新聞の発行部数第3位

・大きさとページ数:一般紙の半分で8ページ(金土12ページ)

・発行:毎日

・月額利用料:1,750円~(価格は変動あり)

特徴

・一般紙と同様、読みやすい文字の大きさや行間の工夫があり、読みやすい記事となっている。

・デジタル版での提供や海外からでも購読できる。

・読者参加型の企画が多い。

・小学生新聞の発行部数第2位

・大きさとページ数:一般紙と同じ大きさで8ページ

・発行:毎日

・月額利用料:2,100円~(価格は変動あり)

特徴

・広告が多い(8ページの紙面に対し、3ページ半前後)。

・文章量が多いため、おのずと活字に触れる機会が多くなる。

・記事量が多いため、幅広い分野について目に触れる機会が多くなる。

以上のような特徴が挙げられます。

一般紙の場合、新聞各社で偏った編集が問題となるケースもありますが、子供向けの新聞では、それほど偏った記事というわけではなく、時事問題を広く取り上げる傾向が大きいようです。

新聞の大きなメリットとしては、こうした時事問題について広く取り上げ、わかりやすく解説をしている点が挙げられます。

特にネットニュース等では、興味がない記事以外は目に触れる機会もなくなる

「フィルターバブル」と呼ばれる現象が問題となっています。

※「フィルターバブル」とは、行き過ぎたネット上のレコメンド技術≒フィルター技術によって、「新しいアイデアとの出会い」が阻害され、視野を広げることが難しくなることを示す言葉です。

様々な情報から、幅広く学くことが大切な学童期に、偏った情報しか入らない環境は、課題があると言えます。

こういった観点から、中学受験の有無に関係なく、幅広く様々な時事問題に触れる機会を用意することと、親子で様々な記事をきっかけに会話を育む習慣は、きっとお子さんにとって大いに役に立つことと思います。

読売KODOMO新聞は1回、毎日小学生新聞と朝日小学生新聞は1週間試し読みができるので、お子さんとぜひ、見比べてみて、続けられそうな新聞を取ってみましょう。

配達員さんとの対面販売が苦手な方も、インターネットから手軽に購読申し込み(試し読みも)ができます。

ぜひ、上手に活用してみましょう。

#中学受験 #子供新聞

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