比べて覚えよう

最終更新: 2022年11月13日

今回は、3,4年生向けのアドバイスです。

覚え方のコツとして、以前紹介をしたメモリーツリーを元に、更に効果的な覚え方を紹介します。

そのコツとは、ズバリ『比べること』です。

特に、理科や社会で、似ているもの、まぎらわしいものは多いですよね。

「比べること」は、理解をするうえで非常に、効果的な方法です。

「比べること」によって、違いを理解でき、知識を確実に定着させることができます。

例えば、

発芽の条件を例にとってみましょう。

植物の発芽には、「水」「空気」「適した温度」の3つが必要である事を実験する授業があったとすると、

①水あり、水なし

②空気あり、空気なし

③温度25°、温度5°

④日光あり、日光なし

という実験をしますね。

その場合、実験によって「比べるポイント」と「実験のねらい」が隠れています。

①水 ・・・ねらい:発芽には、水が必要なことを確かめる

②空気 ・・・ねらい:発芽には、空気が必要なことを確かめる

③適切な温度 ・・・ねらい:発芽には、適した温度が必要なことを確かめる

④日光 ・・・ねらい:発芽には、日光は関係ないことを確かめる

比較することによって、何が違うのか、比べるポイントを明確にしながら理解をすると、

似ているものや、まぎらわしいものにもしっかり対応することができます。

こうした比べる力は、算数の文章問題の条件を整理する力にもつながりますので、

いろいろなものを比べみましょう。

#中学受験 #理科

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