前受け(前受験)
関西の前受け(前受験)について
前受けとは、本命校受験前に本番受験をすることです。
近年では、塾の先生にも勧められ、前受けをする人も多くなりました。
『前受け』、実際には受けるべきか受けないべきか迷いどころです。
前受けに関しては、賛否両論あるようですが、受けようとお考えの方は、メリットとデメリットを考慮したうえで受験を決めてください。
前受けは、本命校受験前に受験をすることですので、ある意味「お試し受験」とも言えるでしょう。
本命受験での精神的プレッシャーを最小限にするために、自分のレベルに合っていて、尚且つ、合格できる学校を1校に留まらず、2校・3校と受験する人も多いのです。ただし、本番入試とはいえ、本校まで行けない人がほとんどで、試験会場がオフィスビル受験というところが多いため、全く本番らしくないと感じる人や、どうせ通わない学校なのに受けるべきか疑問を感じる人も多いようです。
しかし、実際には、合格通知が来ると思いのほか嬉しくて、前受けをした人の方が、本命校受験をリラックスして受けられたという人が多いのも事実です。合格通知によって、自信がつき、その勢いで本番も良い状態で受験に臨めるというのは大いに考えられるでしょう。
『前受け』メリットとデメリット
メリットは、
・本物の受験なのに本命受験前に入試練習ができる。
・模試ではない本物の受験の緊張感を持って試験ができる。
・合格通知で自信がつき、本命受験を落ち着いてできる場合が多い。などなど。
デメリットは、
・オフィスビルでの受験が多い。
・実際には通わない学校に受験料を払わなくてはならない。
・本命受験前に人ごみに出過ぎると、風邪をひきやすくなる。などなど。
前受けについて検討中のご家庭も多いと思います。前受けは12月から本番が始まります。
願書の配布が10月から始まる学校も多いため、受験すると決めたら早めに願書と過去問を取り寄せましょう。
また、前受けは、合格することが目的なので、レベルに合った学校を選ぶのも大切です。
不合格になりそうな学校の選択は避け、練習受験だからと甘く見ず、過去問にも触れておきましょう。
※詳細は必ず各中学校HPで確認しましょう。
<関西前受験一覧>
「海陽中学校」男子校・全寮制
試験会場:
入試Ⅲ以外は(東京・横浜・本校蒲郡・名古屋・大阪・デマンド会場)
特別給費生入試
2024 年12 月14 日(土)
国・算・理・社 または 国・算・理
偏差値68前後の受験者向き。
入試Ⅰ・帰国生入試Ⅰ2024 年12 月21 日(土)
入試Ⅱ・ 帰国生入試Ⅱ2025 年 1 月 6 日(月)
① 4 科受験型 算数・国語・理科・社会
② 3 科受験型 算数・国語・理科
③ 視聴型問題受験型(①②と組み合わせ可)注) 視聴型問題・算数
④ 2 科受験型 (帰国生入試および入試Ⅱのみ) 算数・国語・面接
⑤ 英語受験型 (帰国生入試) 算数・国語・英語(英語面接あり)