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言葉を置き換える



今日は、言葉について考えてみます。


テーマは、『言葉を置き換える』です。


どういうことかというと、


『具体的な言葉』を『抽象的な言葉』へ言い換える。


または、


『抽象的な言葉』を『具体的な言葉』へ置き換える。


ということです。



例えば、作文で例を挙げてみます。


「今日は、寝坊してしまい忘れ物をしてしまったが、学校のテストで満点が取れた。給食では、好物のカレーが出てきた。体育のサッカーでは、シュートを決めた。』


これだと、何だかバラバラな文章のような印象を受けますね。



でも次の一文を加えてみると・・・


「つまり、結果的に楽しい一日になった。」


こうすると、ハプニングはあったけど、楽しい一日になったと言い換えられますね。



反対に、抽象的な文章を具体的に言い換えることもできます。


例えば、


「今日は、誕生日だった。楽しかった。」


これでは、どのように楽しかったか、ちょっとわかりにくいですね。


でも、次の一文を入れてみたらどうでしょうか。


「なぜかというと、朝から家族みんなに、おめでとうと声をかけられたり、

 プレゼントをもらって、おいしいケーキを食べたからです。」



一言入るだけで、楽しいひと時を過ごしたことが、より具体的にわかります。



こういう「具体的な言葉」と「抽象的な言葉」を自由に言い換えることができると、国語力が身につくだけなく、算数の文章題も式に置き換える力に役立ちます。


参考にしてください。




#中学受験 #国語




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