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受験コラム

更新日:2022年11月13日

最近では暑さも一息付き、夏休みの勉強疲れが疲労感と共に出てくるころではないでしょうか?


『夏休みが終わった』という一種の虚脱感と共に、勉強に身が入らないということが起こりやすい時期でもありますので、モチベーションのコントロールには気をつけて下さい。


特にこれから秋に向けて、遠足・運動会・キャンプや自然学校・修学旅行・文化祭・音楽会など、学校行事が目白押しです。


学校行事の練習に追われて、ヘトヘトになって学校から帰ってきて、疲れて倒れるように眠ってしまい、とても勉強どころではない。という悩みは、実に多いものです。


親御さんの立場からすると、ほどほどでいいのに、と思ってはいても、学校のクラスの一員として手が抜けず、つい頑張ってしまうお子さんも多くいらっしゃるでしょう。


実は、秋は学校行事とのバランスのとり方が難しく、思うように乗り切るのは、難しい季節なのです。


学校行事は、家庭の努力でどうにかなるものではないため、学習予定がずれ込んでしまうことを前提として、スケジュールを組むことが必要になります。


疲れて倒れるように眠ってしまったお子さんをたたき起こして勉強に取り組ませても、たいして学習効果は上がりません。


できなかったことは何かを把握して、それをその後のスケジュールのどこでリカバリーするかを考え、常にスケジュールを最適化させる。


という親御さんのサポートが必要になります。



また、次の目標設定をお子さんと一緒に定めて、目標を再設定して真剣に向き合うきっかけをつくるのも、気持ちの息切れの予防という点では有効です。


これから、学校行事が本格化する前に早めに対策を取りましょう。


#中学受験 #スケジュール




 

更新日:2024年9月21日


最近、新聞を取らない家庭が増えています。

TVやスマホなど様々な手段によって、情報が得られる中で、新聞を購読するメリットはなかなか見いだせないかもしれません。


しかし、小学生向けの新聞という観点で見ると、それなりのメリットがあることに気がつきます。

各社の比較を簡単にまとめてみたいと思います。



・小学生新聞の発行部数第1位

・大きさとページ数:一般紙の半分で20ページ

・発行:毎週木曜日で週に1回

・月額利用料:550円~(価格は変動あり)


特徴

・コナンやポケモンなどが登場し、小学生低学年の内から興味を持ちやすいコンテンツがたくさんある。

・中学受験専門塾の四谷大塚の協力の下、中学受験問題に触れるコーナーがある。

・様々な記事が簡潔にまとまっており、程よい文章量となっている。




毎日小学生新聞(毎日新聞)


・小学生新聞の発行部数第3位

・大きさとページ数:一般紙の半分で8ページ(金土12ページ)

・発行:毎日

・月額利用料:1,750円~(価格は変動あり)


特徴

・一般紙と同様、読みやすい文字の大きさや行間の工夫があり、読みやすい記事となっている。

・デジタル版での提供や海外からでも購読できる。

・読者参加型の企画が多い。



・小学生新聞の発行部数第2位

・大きさとページ数:一般紙と同じ大きさで8ページ

・発行:毎日

・月額利用料:2,100円~(価格は変動あり)


特徴

・広告が多い(8ページの紙面に対し、3ページ半前後)。

・文章量が多いため、おのずと活字に触れる機会が多くなる。

・記事量が多いため、幅広い分野について目に触れる機会が多くなる。




以上のような特徴が挙げられます。

一般紙の場合、新聞各社で偏った編集が問題となるケースもありますが、子供向けの新聞では、それほど偏った記事というわけではなく、時事問題を広く取り上げる傾向が大きいようです。


新聞の大きなメリットとしては、こうした時事問題について広く取り上げ、わかりやすく解説をしている点が挙げられます。


特にネットニュース等では、興味がない記事以外は目に触れる機会もなくなる

「フィルターバブル」と呼ばれる現象が問題となっています。


※「フィルターバブル」とは、行き過ぎたネット上のレコメンド技術≒フィルター技術によって、「新しいアイデアとの出会い」が阻害され、視野を広げることが難しくなることを示す言葉です。



様々な情報から、幅広く学くことが大切な学童期に、偏った情報しか入らない環境は、課題があると言えます。


こういった観点から、中学受験の有無に関係なく、幅広く様々な時事問題に触れる機会を用意することと、親子で様々な記事をきっかけに会話を育む習慣は、きっとお子さんにとって大いに役に立つことと思います。



読売KODOMO新聞は1回、毎日小学生新聞と朝日小学生新聞は1週間試し読みができるので、お子さんとぜひ、見比べてみて、続けられそうな新聞を取ってみましょう。



配達員さんとの対面販売が苦手な方も、インターネットから手軽に購読申し込み(試し読みも)ができます。


ぜひ、上手に活用してみましょう。


#中学受験 #子供新聞






 

更新日:2022年11月13日

今回は、通信教育や家庭教師、個人指導塾等で頑張っている方向けのアドバイスです。


受験勉強を本格的に始めているご家庭の中には、通信教育や個人指導塾で、自分のペースでじっくり学習している人も多いと思います。


通信教育は、自主学習で自分のペースで進められるので、しっかりと理解しながら進められるのが大きな利点です。


また、スケジュールを調整しやすいので、習い事との両立もしやすいというところが魅力です。

個別指導塾や家庭教師で頑張っているご家庭も、同様の利点があります。

このような学習で中学受験を目指す場合は、少し意識して欲しい点があります。



その一つが、制限時間内での解答力


自主学習では難しい問題にじっくり取り組めるのが利点ですが、反面、時間内で解答する力が甘くなってしまいます。


中学受験は、あくまでも試験なので、制限時間内に解答する力、解けない問題と解ける問題を見極めて、解ける問題から解答する。

という力も必要になります。


試験の緊張した時間の中で、速やかに解ける問題を見つけるのは、ある程度訓練が必要です。

時間をかけてじっくり取り組めば、解ける。という理解では、太刀打ちできないと考えたほうがよいでしょう。


そのために、問題に取り組むにあたり、学習用タイマー等のツールを使い、しっかり時間を計って取り組むように気を付けるとよいでしょう。

そして、特に通信教育で自主学習をしている人が陥ってしまうのが、時間をかけない取り組み方です。


具体的に言うと、例題などで少し易しい問題に取り組んだ後、例題パターンの単元問題にすぐに取り掛かってしまうことで、理解不十分でも、解答できてしまうため、理解した気になってしまうという問題があげられます。


本来50分程度かけてじっくり考えるカリキュラム・単元を、20分程度で片づけてしまい、何となくの理解のまま正解できていることに気が付かず、結果、発展問題などでは対応できなくなるという事態に陥ってしまうのです。


そもそも問題には時間をかけてじっくり取り組むべき問題と、短い時間内に速やかに解く必要のある問題と大きく2パターンの分類がありますが、自主学習の場合、その両方を見落としてしまう危険があるのです。


通信教育や家庭教師、個人指導塾等で頑張っている方は、取り組む学習時間のコントロールには、十分に気を遣うようにしてください。



#中学受験 #通信教育 #家庭教師 #個人指導塾




 
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