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受験コラム


今日は、国語が苦手な人向けのアドバイスです。


算数や理科が得意な人でも、国語を苦手としている人はいますよね。


国語が苦手な人は、たいてい文章を読んでみても、何も書き込まなかったり、線を引いたりということをしないまま、文章を読んで、問題を解いて・・・。


という場合がすごく多いのです。思い当たるところはありませんか?


「何で線を引かないの」と言われても、『どのような箇所に』『どうやって』線を引いたらいいかが、分らないという人が多いからです。


そもそも、線の引き方や文章のチェックの仕方がわかれば、文章を理解しやすくなるのに、

引き方のルールが分らないと、お手上げということになりそうですね。


そこで、国語の問題を解く前に文章全体の流れをつかんでから、取り掛かるようにしてみましょう。

このように全体の流れをつかむために文章を通して読むことを「通読」と言います。


問題を解きながら、少しずつ文章を読んだりすることはやめて、5分程度で集中して、最後まで読み通す練習を続けてみましょう。



じっくり読んでいると、かえって書いていることがわからなかったりします。

細かなところはわからなくてOKなので、まずは、通読で【何について書いてあるのか(話題)と(構成)】をつかむように練習してみましょう。


その際、鉛筆でうすく、短く 線や〇を書き込んでみましょう。


まずは、話題と構成をつかむために、


・良く出てくる言葉を 〇 で囲んでいく。


・話の流れや特徴が変わったところで / などで、印をつけてみる。

  話題について説明している

  例をあげて説明している

  まとめを説明している


・筆者の言いたいことを / の区切り事に、できるだけ短く表す。


・わからない箇所に ? を付ける。


他にも、線や印の付け方はいろいろありますが、まずは以上のことを気に付けて、取り組んでみましょう。


何が書いてあるのかわからない。。。とう状態をきっと、乗り越えられるはずです。


ぜひ参考にしてください。






#中学受験 #国語




 

今日は、小学校低学年・中学年のお子様に向けて、国語の勉強の取り組み方をアドバイスします。



国語は、実は大きな勘違いをしてしまいやすい教科です。


まず、他の教科と大きく異なるのは、何かを覚えればすぐに点数が取れるようになるような科目ではないということ。



次に、普段、私たちが使っている「日常会話」とは異なり、文章を読解するために、ある程度トレーニングが必要だということ。



よく勘違いされやすいのは、「国語は人それぞれ感じることが違うのだから、答えは一つではない。好きなように自由に答えればいいと思っている人が多い」ということ。


でも、こうなると、テストで「誰もが納得できる質問と解答、解答の基準」がないと採点がでません。


だから、「テストで点数をつける教科」としての国語は、鑑賞や作者の考えに自分の意見を出し合う科目ではないのです。



どのような内容が書かれているのか、正確に読み解き、質問に対して、明確な答えにつながる解答を見つけ出すための力を鍛える必要があります。



細かなテクニックについては、別の記事に譲るとして、取り組む時間、トレーニングする時間は、できるだけ早い時期の方がいいということだけ伝えておきます。



すぐに成績が上がりにくい代わりに、すぐに成績は落ちないというところもポイントなので、できるだけ早い段階で、必要な読解力を身につけて、6年生の算数、理科、社会の学習時間を確保しましょう。


6年生になると応用問題の演習がメインとなり、難易度が格段に上がります。

そのため、出来るだけ理科や社会の暗記分野、算数や苦手分野の勉強時間を確保できるように、長期的な目線で対策をとるようにしましょう。


まず、できることと言えば、何と言っても読書です。



できれば、入試に出題されるような難しい本にもたくさん触れておくことをおすすめします。



中学受験どっとくらぶでは、入試でよく出題される作家・作品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。






#中学受験  #国語




 


今日はリズムについて紹介します。


ここで言うところのリズムとは、「生活リズム」と呼ばれる習慣ではなくて、メリハリをつけて、集中状態を作りやすくするためのテクニックのことです。


もちろん、生活リズムを作るというのは、とても大事な事。

これについては、また、別の機会にするとして、ここではテクニックについて、具体的に紹介します。


実は、リズムを持って学習をすると、効率よく習得しやすくなります。

例えば、音読。特になじみの少ない、詩や俳句などはそれ自体が音のリズムを持った文章なので、音読することによって、親しみを感じたり、自然な語句の流れを音によって感じることができます。

少し難しい比喩表現があったとしても、文章の流れから気付きやすくなります。


普段の会話でも、話が盛り上がってくると、ついつい抑揚がついたりするように、国語という言葉の学習は、音による理解を取り入れたほうが効率がよいと言えます。


ただし、注意点として『こそあど言葉』のように、文章を理解するためのルール(文法)を、最低限理解することは忘れないようにしましょう。


比較的、時間のゆとりのある低・中学年の内は、特に音読を取り入れてみましょう。


他にも、計算問題も「短い時間で、テンポよく解く」とルールを作って、エクササイズのようにリズム良く取り組むようにすると、集中状態を作りやすくなるので効果的です。


学習の始め等に習慣として取り入れると、集中した学習モードへスムーズに導入することができます。


長時間、学習時間が続くようであれば、意図的に、音読や計算問題を取り入れ、単語チェックなど、リズムを良く反復するような学習を取り入れることで、ダラダラ学習を防ぐことができます。



上手に使って、毎日の学習頑張ってみましょう。


#中学受験 #国語







 
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