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受験コラム

更新日:2022年11月13日

関西の中学受験、特に男子校では、3教科が主流で、社会科が受験にある学校は少数派。


そこで、社会の学習は不要と考える人が多いのです。


皆さんは社会の勉強をしていますか?


志望校の受験科目にないと、いらないかも、と思ってしまいますね。


でも、3教科受験の男子最難関を目指す人でも、以外にもぎりぎりまで、社会科を並行して勉強している場合が多いのです。



理由はいくつかありますが、ぎりぎりまで志望校選択の幅を取っておきたいと考えるご家庭が多いこと。



もう一つは、社会科を学習することで、社会常識と言えるような知識を幅広く持つことができ、総合的な学力の底上げが期待できるということです。


例えば、理科科目の気象について学習するとき、

日本の山地・山脈、季節風、豪雪地帯等と合わせて学習すると、理屈が通った、しかも、実感できる単元として学習できます。


他にも、歴史や文化、環境問題は、国語の論説文や詩や俳句等の理解のための基礎的な知識になったりもするのです。


社会の単元として、区割りするのではなくて、教科をまたいで関連付けをしてあげるようにすると、学習効果も高くなります。


大変だと思いますが、バランスよく知識を身につけていきましょう。


#中学受験 #社会






 

更新日:2022年11月13日

日本は降水量の多い国ですが、実は水の輸入大国だといわれていることをご存知ですか?


これは仮想水(バーチャルウォーター)という考え方によるものです。


仮想水とは、輸入品(肉・穀物など)をもし国内で生産した場合に必要となる水の量を

推定したものになります。


輸入品の生産のために必要な水を国内ではなく、海外の生産国で得ているということですから、形を変えて水を輸入している、という考え方です。


日本の食料自給率は非常に低く、他国からの輸入に頼っています。

他国の水資源の問題は日本に大きな影響を与えるという見方もできますね。



ここでのポイントは、

水道水をひねれば、飲み水が出てくる環境では気付きにくい事実に対して、


「引っかかる機会」がある点です。


日本では水不足を感じにくいものですが、多くの食料を輸入することで、他の国の水を使っているからという見方が増えます。


また、肉の生産のために、家畜のえさとなる穀物を育てるために大量の水が必要という事実にも、気付くいい機会になるかもしれません。


特に、時事問題の対策には、グラフなどの事実からどのような見方ができるか、様々な読み取り方に気づけるよう、日常会話に織り交ぜるとよいと思います。






#中学受験 #社会





 

更新日:2022年11月13日

今日は、ほとんどの入試問題に出題されている時事問題についてお話します。


みなさんは、普段、テレビでニュースを見たり新聞などを読んでいますか?


受験生なら、世の中を理解するための基礎知識を得るために両方に触れてほしいのです。


関西の私立中学は3教科受験のところもあるので、ひょっとしたら、自分は関係ないと思った人もいるかもしれませんね。


時事問題と聞いたら、社会科の勉強だと思う人が多いからです。


確かに社会の問題に多く出題されますが、実は理科の時事問題が出題されることも多いのです。

例えば、地震や気象、火山活動や天体などの時事問題は実はよく出題されています。


そこで考えてほしいのが、どんな時事問題が理科の入試に出やすいかです。


まず、大きな地震が起こった年は、活断層や火山など、これに関連した問題が出題される可能性も高くなります。また、星の接近や新しい星の発見などあった年は、それに関連した天体の問題が出る可能性も高くなるのです。


話題になっているニュースを普段から常に意識して時事問題の対策をすることをおすすめします。


中学受験をする人は、話題ニュースがまとめられている、こども用の新聞も利用している人が多いのでうまく活用しましょう。


#中学受験#社会







 
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