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受験コラム


今回は、来年受験を迎える6年生に向けてお伝えします。


11月に入った冬休みまで、少し時間が空くこの時期にやっておくべきことがいくつかあります。


例えば、調査書の依頼準備や願書作成準備、願書用写真準備など、保護者の方でご準備を進めるべきものがいろいろ出てくる時期でもあります。

(必要書類等の特集は、当サイトトップページから特集ページで紹介していますので、ぜひご参考にしてください。)


他にも体調管理については、積極的に保護者のご支援が必要です。

特にこの時期は、季節の変わり目による気温や湿度の変化だけでなく、ストレスが重なる時期となりますので、体調管理には気を付けましょう。


体調管理は、食事や風邪の予防など、普段から注意しているという人は割と多いのですが、その中でも特に見落としがちなのが、歯科検診です。

受験期に歯痛となると、集中力を欠いたりや治療に期間を要することになります。

余計な時間やストレス、急な歯痛で支障をきたすことのないように、治療の時間を確保しやすい今の時期に、歯科検診を行っておきましょう。


治療の必要がなくとも、これで受験までは、歯痛は大丈夫。心配ない。

といった、既成事実をクリアしていく事で、ハードルを一つ一つクリアして、漠然とした不安を取り除き、準備が整っているという安心できる事を増やす。といった心理的なケアにもつながります。


冬休みともなると、塾等の追い込みのため、とても時間を割くことはできなくなります。

気力、体力ともに集中しやすい環境を用意するように努めると良いでしょう。


#中学受験 #中学受験生 #健康管理






更新日:2022年11月13日

今回は、前受け受験(前受験)についてお話します。


みなさんは、前受け受験と聞いてどのような印象をお持ちですか?


そこまで、必要あるのだろうか?

通うつもりもないのに受けても良いのだろうか?

負担になるのではないだろうか?


このような思いを持つ方も多いかと思います。


しかし、大手の進学塾の統計では前受け受験を行った方が、志望校に合格する確率が高まるというデータもあり、事前に中学受験の本番を経験をすることは、少なからず効果があると言えます。



前受け受験を行うことのメリットとしては、

実際に本番に向かうことで、受験の雰囲気や緊張感を体験できるため、本番での緊張感を緩和することが見込めます。

また、合格であれば精神的に勢いが付くため、いい流れのまま本番に臨むことができます。

万が一、不合格だったとしても、練習と割り切って次回の改善策や本番へ開き直った強さを持って、臨むことが可能です。もちろん、フォローは必要ですが。


公開テスト等で、テスト慣れしたお子様でも、本番ともなると今までに経験したことがないような緊張感に襲われることも十分に考えられます。


練習と割り切って前受け受験にチャレンジし、本番の緊張感を体験することも貴重な経験になると言えます。


関西の受験統一日前に実施する学校側も、そのあたりの事情は織り込み済みですので、関西圏で前受け受験をする場合は、県外の学校ですが、大阪市内等で受験会場を用意しています。


積極的に活用してみましょう。


前受け受験校には、12月初旬に入試日のところもありますので、受験希望の方は、早めに募集要項取り寄せを含め、必要な手続きをしましょう。


詳しくは、こちらでも紹介していますので、ご参考に。




#中学受験 #前受験 #前受






最近は中学受験ブームもあって、小学1年生から塾に入れる親御さんも増えてきています。そんな低学年のお子様に向けてアドバイスをさせていただきます。


低学年のうちは、学校の成績は個性が大きく影響する部分があります。


いわゆる『要領の良い子』と呼ばれる、なんでも素早くこなすことができるお子様です。


こういったお子様は、概して頭の回転も速く、機転が利く子も多くいます。

本人も、周りよりも素早くできている自分に自信があり、学習面でもリードする立ち位置に居ることも珍しくありません。


ですが、こういったお子様は、学年が進むと伸び悩むケースがあります。

問題を解く瞬発力があるゆえに、じっくり考える事や、地道に暗記をしていくような問題で結果を出しにくくなるためです。


特に難関中になるほど、じっくり設問の意図や課題文を理解することや、問題全体をみて、どの設問にどれだけ時間をかけられるか。など、瞬発力が裏目に出やすい場面が多数あります。



頭の回転の速い子は、直観力やひらめきに驚くものを持っていても、じっくり集中して、順序だてて取り組むことを苦手とするケースがあります。


こうしたお子様の個性を生かすためにも、時間をかけてじっくり考える問題と、スピードをもってリズムよく解いていく問題、パズルのようにひらめきを大事にしつつも、正確な運筆、計算を大切にするなど、意図的にメリハリをつけた学習を行うと頭の切り替えをスムーズに行うことができます。


特に、低学年のうちは親御さんが、要領の良い我が子に対して、『うちの子は、周りの子よりもすごいかも』と捉えてしまい、その要領の良さが学習習慣や親の働きかけによるものなのか、本人の個性が助けている部分なのか、判断しにくくなりがちです。

そのため、学年が上がるにつれて、こまめに成績の現状の分析をしていくことで苦手分野を克服しなくてはなりません。


お子様の良さを活かしつつ、成績を安定させ、持続できるよう早いうちに意識的な働きかけをしてください。


#中学受験 





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