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受験コラム

今日は、身の回りの学習についてお話します。


皆さんは、スーパーに買い物に行ったことってあるでしょうか。

そこに並んでいる商品を見て、疑問に思ったことや気になったことはありますか?



例えば、『イカ』を見ても、生のままだったり、凍っていたり、干物になっていたり、缶詰になっていたり。


それぞれ加工の仕方で、保存期間も変わっているということに何となく気付けますか。


そういった『常識的なこと』を普段の学習の内容で理由付けをして、理解する取り組み方が大切になってきます。



干物は、食品を乾燥させて、微生物が使える水分を奪い取ることで、保存期間を延ばしていますし、缶詰は、封をして微生物の侵入を防ぎ、また封をする際に食品を加熱して殺菌しています。

密封されているため、食品は酸素と接することがなく、長持ちしやすい。


という風に、気になったことを比べたり、調べてみたりする習慣が中学受験にも必要になってきます。


最近では、教科をまたがった入試問題が増えてきていますので、

身の回りのいろいろなことに興味関心を持つように取り組んでみましょう。


#中学受験 #理科





 

 中学受験を決めた後、学校見学や文化祭に参加した際の生徒さんたちの姿や触れ合いを通して、志望校を決めたケースは比較的多いようです。


未来視点で、自分の姿と重ね合わせて志望しているケースは理想的ですが、中には学校のイメージやブランドだけで、志望校を決めてしまうケースもあるようです。


こういった場合は、本当に「合う学校」かどうか、見極めることが大切です。


極端な例ですが、勉強はどちらかというと、声をかけられてから渋々するようなお子様が、最難関を目指し合格できたとしても、成績がどんどん落ちていく、授業についていけない、学校のスタイルが合わないなどのケースが出てきます。

というのも、最難関校に通う生徒は、そもそも言われてから勉強するような生徒はほとんどおらず、自分で勝手に勉強をすすめ、中学1年生の段階で大学受験レベルの問題を勝手に解いてしまっているような生徒が普通にいます。やらされて勉強をするケースは少数派だと思った方がよいでしょう。


また、難関校でも進学に力を入れている学校では、週5日の授業、朝夕の補講授業など、履修時間を多くとられているケースが多々あります。



進学実績を上げている学校は、こうした自ら学ぶ意欲をもって取り組める生徒の努力によって成り立っています。


中学受験が終わって、大学受験まで悠々自適に6年間を過ごすということはほとんどないと言えます。


最難関、難関校に入れれば、高学歴の大学合格実績が約束されるような「親の勘違い」があるようであれば、中学に入ったら、もっと勉強を切磋琢磨して頑張らないと大変になるな。と認識を改める必要があります。



小学校3・4年生の段階で、いい成績を収めているけれども、それほど勉強が好きではないお子様に、流れに任せて最難関を目指すことを知らず知らずのうちにに押し付けてるケースは多いように感じます。


お子様はいかがでしょうか。


中学校に入って、どんな学校生活を送りたいかのビジョンを持っていますか?


お子様が何をやりたいのか把握できていますか?


スポーツ?、芸術?、勉強?、課外活動?


是非、お子様のやってみたいこと起点で志望校を考えてみてください。





 

今回は論説文の記述題の解法テクニックについてお話しします。


論説文の記述題で問われることには次のようなものがあります。


・理由説明、結論説明

・筆者の考え方の変化


まず、最もよく問われるのは1つ目の理由説明、結論説明なんです。

ここでおさえたいのは、傍線部の前後のどちらに答えとなる内容があるかを見極めることです。


よくある文章構成は理由説明の場合を例にとると


1.問題提起→具体例→結論(傍線部)

2.結論(傍線部)→具体例→(結論を出した)原因   というパターンが多いです。



1では、傍線部の理由が問題提起に含まれるから答えとなる内容は<前>にあります。

逆に2では、傍線部の<後>に「結論」によって得られる「原因」が述べられるわけです。

こういった問題の出題意図は『因果関係の読み取り』です。

だから原因となる箇所に傍線を引いて、筆者の主張(結論)を答えさせる問題も非常に多いのです。


もう一つのパターンは分かりにくいかもしれませんが、こういうことです。


筆者が今まで先入観を持っていた事柄に対して(何かしらの出来事を受け)見方が変わったり、価値観を見出すようになる    というタイプの文章です。


ここでのテーマは勿論「出来事」の前後での『筆者の考え方の変化』だからここが記述題として出されるわけです。


こちらも文章構成を書いておくと


問題提起→過去の考え方→出来事(具体的)→現在の考え方や結論    となります。


記述題では、今までは~だと考えていた(感じていた)が~によって~と考える(感じる、思う、etc.)ようになった。

などと答えるといいでしょう。



また、「出来事」を問う問題では具体的な内容の要旨をとらえる必要があります。

練習問題をたくさん解いて、筆者の考え方を変えるきっかけになったところが分かるようにまとめる力をつけていけるといいでしょう。

ぜひ、ご参考に。




#中学受験 #国語




 
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