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受験コラム

今日は、中学受験によく出てくる『国語のテーマ』について紹介します。


中学入試、国語の3大テーマと言えば、


「友人(友情)」


「父母子」


「自然・環境」


ですね。



毎年、合計で25%~30%の出題率と言われているので、


少なくとも2校に1校で、どちらかには出題される計算になります。


理由としては、いろいろとあるようですが、


物語文で、子どもにとって身近な人間は、友人や親と言えるだろうし、


論説文や説明文では、身近な対象が自然や環境と言えるからかもしれませんね。


他にも、頻出のテーマはいくつかあって、下記のテーマが主にあげられます。


○友人と友情


○父母子


○自然・環境


○考え方・思考


○戦争と平和


○言語・コミュニケーション


○身近な人(兄弟・姉妹、祖父母・オジオバ、先生・生徒)


○文化・習慣、文明・進歩


○動植物


○生命・死、生き方・悩み


○文芸論



なぜ、頻出のテーマをつかんでおくとよいかというと、


学校によって、頻出テーマに特色があるからです。


志望校の頻出テーマがわかっていれば、対策を立てやすくなりますね。


また、テーマがわかれば、文章の大まかなパターンを捉えやすくなります。


基本的なパターンを知っていれば、予備知識と比較しながら、新たに分かった事と比較しな


がら読めるので、理解を深めやすいという効果が期待できるでしょう。


まずは、頻出の3大テーマから取り組んでみまよう。


  #中学受験 #国語






 

今日は、語句対策の紹介をします。


対策というよりは、語句そのものに魅力を持ってもらえればいいと思います。


中学受験の語句対策というと、圧倒的な「量」をこなすことで、語彙量を増やし、語句対策を万全のものとする。

語彙量が増えることが読解にも役立つ。


という、論調や指導を聞くことも多いですね。


ただやみくもに、語句を覚えるのではなく「使える状態」にする必要があります。


「使える状態」がどのようなものかは、別の機会として、



今日は、覚えるときに役立つ「言葉の整理」を少し紹介します。


特に、慣用句や言葉の表現に関する問題でも「整理」のテーマや視点が大切になります。

「丸おぼえ」ではなく、どういう「まとめの引き出し」に入れるか、知っている知識にどんな目印をつけているか、という「覚え方」をしておくといいでしょう。



例えば、日本文化の代表的なもの一つに「武士の文化」があります。

この武士にとって、もっとも重要だった象徴の一つに「刀」があります。


この刀(日本刀)をテーマに、言葉を集めてみると、ざっと次のようなものがあります。


「鎬を削る(しのぎをけずる)」「鞘当て(さやあて)」「抜き打ち(ぬきうち)」


「太刀打ち(たちうち)」「助太刀(すけだち)」「鍔迫り合い(つばぜりあい)」


「反りが合わない(そりがあわない)」「もとの鞘に納まる(もとのさやにおさまる)」


「付け焼刃(つけやきば)」「抜き差しならない(ぬきさしならない)」


「切羽詰まる(せっぱつまる)」「身から出た錆(みからでたさび)」


「目抜き通り(めぬきどおり)」


他にも、身体をテーマにしてみても、たくさんの慣用句やことわざ、語句が見つかります。


また、「季語」となる語句や現象から、派生した言葉を集めてみる。

というテーマであれば、俳句を覚える時も、ただ覚えるのではなく、俳句を鑑賞できる力が身についていきます。


言語とは、様々な自然現象や文化、歴史、エピソードに満ちています。

こうしたテーマを感じながら、語彙力を磨いていくと自ずと語句を使える力が養われていくものです。


参考にしてください。


#中学受験  #国語








 

今日は、国語教科の細かなテクニックについて、紹介します。


国語では、まず通読して、全体的な文章の構成やテーマをとらえる事を紹介しましたね。


こういった大まかなテクニックから、少し細かなテクニックを紹介します。


そのテクニックの基本になるのが、傍線を整理して問題の仕組みを理解することがあげられます。


問題は、たいてい傍線(――線)を使って、出題されます。


その――線に少しだけ工夫を加えてみて、問題を理解しやすくしてみましょう。


一文の途中に――線がある時のように、――線が短いときは一文丸ごと――線を引いてみよう。


わざとキーワードになることを、問題文の前後におくケースがすごく多いので、

一文全部を注意して読んでみると、ヒントになることが多いのです。


特に「これ」「それ」などの指示語があった場合は、一文にすることで

文章全体の意味を考えやすくなります。



同様に、漢字の設問や( )の設問も文全体で考えることで、同音異義語のうっかりミスや

文章の流れから意味を探ることもできます。


一文に注目できたら、今度は一文を含む段落全体へと広げることで、

答えが少し離れた箇所にあるような難易度が高い問題も、段落の意味で考えることが

できるので、問題の意図が理解しやすくなります。


もちろん、一文を読むときに「~は、〇〇である。」といった、主語、述語の関係性を

ヒントにすることもお忘れなく。


ぜひ参考にしてください。



#中学受験  #算数





 
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