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受験コラム

更新日:2022年11月13日



中学受験の理科で、「受験生がいちばん点が取れない分野」と聞いて、どんな分野が浮かびますか?


電気や力学、地学(天体)、水溶液 などを浮かべる人が多いと思われがちですが、実は、実際に最後の最後まで苦戦するのは、動植物の分野なんです。


難しい水溶液や電気、力学の問題は正答できるのに、なかなか最後まで対応できない受験生が以外にも多いのです。


都会に住んでいて、動植物に触れあったり、注意深く観察したりする機会が減っているのが原因かもしれません。


出来るだけ、低学年のうちに興味を持って観察したり、図鑑で調べたりといった、フィールド体験をすると抵抗なく覚えていきやすいようですが、何となく体験を優先してもなかなか興味を持たせるのは難しいので、少しだけ工夫を入れてみましょう。


例えば、アブラムシは、テントウムシに食べられてしまう。


でも、アリがテントウムシを追い払ってくれる。

でもその代り、アリはアブラムシが分泌する甘い汁を吸う。


といった関係で覚えたり、


肉食か草食で顔つきの違いをグループで分けたり、習性の違いで分けても面白いですね。

肉食のカマキリと草食のバッタでは、あごの頑丈さや大きさがかなり特徴として分かれますので、比べてみましょう。



他にも、食物連鎖や、生態系の特徴で覚えるようにするとイメージがわきやすいですし、

名前の由来の知識も合わせて覚えると、楽しんで記憶しやすくなると思います。

例:

マイマイカブリ

 (マイマイ(カタツムリの別名)を捕食している姿が、マイマイを被っているように見えることから)

オオイヌノフグリ

 (イヌノフグリより大きいことから)

イヌノフグリ

 (果実の形状が雄犬の「フグリ」、つまり陰嚢に似ていることから、戦前にそう呼ばれていた)

ヒバリ

 (晴れた日に空高くのぼり鳴くところから、「日晴(ひはる)」の意味が由来)

ヒマワリ

 (太陽の動きを追うように花の向きが回っていくことに由来)

などなど


大切なのは、イメージしやすくすること。

大変だけど、早くからコツコツ取り組んでみよう。


#中学受験 #理科




 

更新日:2022年11月13日



中学受験の教科の中で理科が好きという人も、この単元は苦手という人も多い

てこの単元


・いまいち、面白くない。

・計算方法がよくわからない。

・基本的な問題はわかるけど、応用問題になるとさっぱり。


という人も多い単元です。


でも、てこは計算問題の解き方と考え方がわかれば、それほど嫌な単元ではなくなるはずですので少しアドバイスをします。


てこの問題の解き方には、大きく2つの解き方があります。

「モーメント計算」と「逆比」です。



モーメント計算は、初めててこを学習をした時に習う基本計算です。


おもりの重さ × 支点までの長さ


を計算して、つりあえばいい でしたね。



6年生で応用問題になっても、基本的には「モーメント計算」を中心に解いてみましょう。


支点を中心として、棒が回転運動をするので、実際にてこやバネはかりを作ってみて、

回転運動のイメージを持つと、支点の考え方、ポイントが感覚的に理解しやすくなります。



ここで、つまずくポイントは、バネはかりの数が多くなったり、複雑な形状をして、

「支点がどこかがわからない」という場合。


例えば、一本の棒を2つのバネでつるし、2か所におもりがあるというケース。


こういう場合、どこに支点があるのかわかりにくいですね。


ポイントは、どこを支点にするかは自分で決めていいということ。


支点を中心に棒は円運動をするので、もう一つのバネにかかる力も支点を基準に考えると、

解きやすくなります。


4年生の習ったばかりの内に、理屈と合わせて実際に作って実験して覚えると、

理解も深まります。


#中学受験 #理科





 

更新日:2022年11月13日



今日は、低学年のお子さんがいるご家庭向けです。


勉強って言うと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?


机に向かって、一生懸命ノートをまとめたり、ドリルに取り組むイメージがありませんか。


低学年のうちは、机に向かって勉強する習慣ももちろん大事にしてほしいのですが、

何よりもフィールドワークを大切にしてほしいと考えてます。


フィールドワークというのは、外に出ていろいろな事を観察して、


「へぇ~!」


という体験を積み重ねることがそれに当てはまります。


例えば、

公園や河原を散策してみて、どんな昆虫が、どんな季節、どんな場所にいるか、鳴き声は?

どんなものを食べているのだろうか?


といったことや、


どんな花や草が生えているかや、どの季節にどんな実をつけているかな?


といった観察。


他にも、


「草いきれ」のにおいや、むっとする湿気。土のにおいや夕立の降り始めのアスファルトのにおい、虫の放つ強烈なにおいなど、百科事典や辞書では伝わり切れない感覚の体験。


或いは、理科実験のような遊び。

磁石を屋外に持ち出して、砂鉄を見つけてみたり(場所によって砂鉄の量が違う)、

海や川の虫を水槽に入れて持ち帰ったものの、水を腐らせてしまった時の腐敗臭。(食べ物の腐敗臭も)


どろ水の感触や土の粒子が沈殿する様子や季節による、影の長さの違い。


乾燥した空気やじめじめした湿度の高い空気の肌感覚。



などなど。


屋外の(遊び)体験を通して、様々な刺激を得る体験をできるだけ増やしてあげるようにすると、机上の学習だけでなく、自分の身体的感覚や体験と紐づいて知識が集積されるため、

知識の習得の効率が飛躍的に向上します。


こうした体験をさせる際は、比べることや、興味を深められるような質問(特徴に気付かせるような質問)をすると、より効果的になります。


親御さんも大変ですが、できるだけ子ども目線で、一緒に付き合ってあげてください。

何よりも、日常の喧騒を離れ、少しの間でも童心に帰って一緒に感動を分かち合うと、

もっとお子さんの新たな一面が見つかったりして、ちょっとした感動体験が待ってます。


#中学受験 #理科





 
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